Vélo riche

自転車競技やってます。主にシクロクロスという競技やってます。トレーニングログがメイン、たまに機材のことや体のこと書いてます。

いばらき

今週末は関東の実質的なシクロクロスシーズンの開幕戦、宇都宮と茨城の2連戦がありました。

 
自分は茨城のみのエントリーで、C2は最終レースの一つ前のレースなので今日は遅めの出発。
たくさん寝れた。
高速道路も空いていたので9時には会場入り。
チームメイトとかお知り合いに挨拶しつつ観戦。
午後の試走までゆるりと過ごす。
 
試走は20分くらいしかなくコース覚える程度だったけど、カテ1の選手もたくさんいたので後ろについてラインを勉強。少し強度を上げて走ってタイヤの空気圧と挙動を確認。
時々ブリっとするけどグリップはほぼ破綻しない。流石チームエディション。
 
着替えてアップ開始。
じっくり時間をかけて股関節の動きをほぐして、心拍も上げる30分弱回したかな?
 
気温がぐんぐん上がってきたので給水OKになった。しかし、ケージもボトルも持ってきてない!
チームメイトのイルカさんが快く貸してくれた。ボトルに至ってはいただいてしまった。ありがとうございます。
招集待ってるとイルカさんにヘルメットゼッケンは?と聞かれ、貼っていないことに気付く。やる気あんのか俺?おい!
ダッシュで車に戻って事なきを得る。イルカさん、本当にありがとうございます!
 
招集開始、ゼッケンは19番で3列目で代田さんの後ろゲット。
アウト側は試走で感じが良かったライン。
これは…イケる!と思っていたのは事実。代田さんの後ろ好きだし(笑)
スタート前はリラックスしてたかな?
影山さんの注意事項の説明が終わってカウントダウン。30秒前にガーミンのスタートボタンを押す。いつも通りのルーティン。
10秒前…スタート!
 
あれ?
 
ギアが、、重い?、、、
アップの後にスタートの練習する時間も場所もあったのに…            しませんでした…
たったそれだけだけと思うか、そんな大事なことを忘れたかと思うか。
後の祭り。
後ろからガツガツ被されて気がつくと20〜30番目くらいか?
 
いつもなら焦って自滅か集中切れるかのどちらかだけど、今日は凄く落ち着いていた。
コーナーは自分より上手い選手には仕掛けない。ストレートは踏む。
ゴール前の長いキャンバーストレートもダブルトラック気味だったので抜きどころを使い分けて抜く。
途中前で落車もあったが何とか回避してことなきを得る。
少し落ち着いてきたところで磯部さんとパックスの選手と3周目くらいまでパックで走る。多分10番手前後だったかな?
一桁番手くらいからは少しずつ強度を上げて追走。
頑張って脚を使えば抜きどころも多いコースだった。確か残り2〜3周で金子さんに追いつく。この時点で4位パック。先頭は聖くんで年齢的に昇格に関係なし。2番手は代田さん、3番手はミストラルの方。
金子さんに着かれるは承知の上、ここでは駆け引きはなしで踏んでいく。
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写真:なでしゃん
金子さんの後ろについてもテクニカルな区間で離されてしまうのは明白。脚を残して負けるのは最悪なので後悔しない方、少しでも勝つ可能性がある方を選ぶ。
なるべく早めに3番手をキャッチしたかったのもある。
3番手が見えてきたところで脚が終わりかける。金子さんが前に出て3番手をパス。
代田さんには周回数的に届かないのでここが昇格最後の椅子。
が、金子さんに離される…やはりテクニカル区間のロス、追い上げるために脚を使ったおかげでラストラップは全く踏めなくなっていた。
競り合うこともできず4位でゴール。
 
悔しいけどできる限りの準備をして挑んだレースなので、引きずることもないし落ち込むこともなかった。これが今の自分の実力。
スタートこそ失敗はあったがそこから追い上げて、焦らずに色々な箇所で順位を上げられた。
結果は残念かもしれないが得られたものは大きい。
序盤不利な展開になっても、チャンスは自分自信で引き寄せられることが証明出来たのは自信になった。
 
機材面については、今シーズンからフレーム、ホイール、タイヤも全て一新。
まだ100%フィット出来ていないけど、乗ってる時間の割にはかなりフィーリングが良いのでもっと練習して馴染ませたい。
今日のレースでは特にタイヤが良かった。チャレンジのチームエディション、ベイビーライムス。グリップ感も良いし転がり抵抗もさほど悪くない。いつもなら破綻してるシチュエーションでもブリブリ言いながら粘ってくれる。
最初は戸惑ったが後半は安心して突っ込めた。
ありがとう、良いタイヤです。空気圧は前1.9後2.0でした。
 
こういうレース展開で金子さんとガチンコ勝負出来たのは本当に楽しかった。
そして、誰が見ても納得の表彰台の面々。
次戦は猪苗代、あそこに立てるよう頑張ろう。