シクロクロス東京
おそらく今シーズン出るレースの中で1番大きなレース。
水曜日に10日ぶりに乗って、木金は仕事が忙しい&回復でお休み。不安しかない状態で朝を迎える。しかも午前の試走は運営から避けてほしい旨のお知らせ。まあ、試走一回増えたところで砂は乗れないよ。
そんなこんなで9時前に家を出てガソリン入れてから高速へ。しかし、ここで試走用のアウターを忘れたことに気づく…
戻るのも微妙なので会場の物販で購入することに。セールで5000円で買えたので良しとする?お台場に到着して、次の問題は駐車場が空いてない!なんだかんだで1時間近く待って入れる。受付していつもの方々と挨拶して、車に戻って試走準備。
ヨシアキ先輩に絡まれるの図 写真:くろさん
今日は2台ともチューブラーでタイヤはチャレンジ。シケインとベイビーライムス。
20分しかないのでシングルトラックを重点的にラインチェック。木の切り株や根が所々にありリムを軽く打つ。ただここしか自分のタイムを縮められる箇所はないので、思い切って空気圧を下げる。前1.3後1.5(体重62.5kg)で逆キャンバー気味のところは後輪を滑らせながら曲がる。良い感じに潰れてくれるので、面圧は保ちながらトラクションのかかりも良かった。
パンクしたら終わりだけど、今日の目標は順位66%なので多少の賭けをすることにした。
試走を終えてから車に戻って着替え。コンビニでおにぎりを2つ買って食べる。
少しエンデューロを観戦してから、車に戻ってゼッケン付け。アップオイル塗り込んで、15:45出走なので14:30からアップ開始。40分くらい回した。程なくして家族が到着。
時間も無いのでワンピースに着替えて招集へ向かう。途中でチップ忘れたことに気づき車に取りに戻った。今日はよく忘れる日だ。
ピットは安田さんに入ってもらう。ありがとうございました。
15:30から招集が始まる。自分のゼッケンは57。エントリーは70ちょい。スタートするのは65人くらいなので、ゼッケンどおりの順位だと残留チケットは厳しい。幸いにもスタートグリッドの前の列は辻選手。上手くついて抜け出したい。
2分前に奥さんにレッグウォーマーとジャケットを預ける。
定刻どおりスタート。目の前で落車、巻き込まれはしなかったけど最初の目論みは消える。
砂の直線に入る頃には娘に「63位」と言われ一周目から心折れかける。
しかし前を見るとほとんどの人が押しで走っていたので、しばらく我慢だなと言い聞かせてランはイーブンペースで走る。以前なら焦って担ぎでダッシュしてしまっていた。前がタレてくるのを信じて我慢。
我慢の図 写真:くろさん
15分くらいまではそこまで上げられずに苦労したけど、そこから40分くらいまでに結構上げた。でもペースはイーブンのまま、流石にC1なのでメカトラはそこまで無かった様子。他力本願はここまでにして、残り20分でさらに上げていく。脚は少しだけ残っているので、上げすぎないように少しずつ。
シングルトラックは慣れてきて、自分なりのレコードラインをしっかりトレース。多少攻めてスライドしても問題ない。少ない練習時間でも山の中を走った意味はあった。
ブリブリ言わせて観客に少しだけおお〜と言われる。 写真:なでしゃん
砂区間で乗車→降車→再乗車を試みる選手をパス。再乗車しているタイミングで車体をラインに入れてブロック。
ラスト2周でゴージを捉えて奥のシングルトラックで交わした。最終ラップのフライオーバーで辻選手を交わしてゴール。
リザルトは40位。
気になる出走人数は66名だったので、なんとか2枚目の残留チケットを手に入れた。
因みにラスト3周時点では66%ギリギリだったので、ラスト20分からのペースアップは正解だった。
以前よりは雰囲気や周りの脚、技術に対して焦ったりしなくなった。
あとは60分というレースの時間の中で、ペースや全体の流れみたいなものを考えて走れるようになった。
もちろん順位は理想とはほど遠いけど、今のフィジカルからすると合格点をつけたい。
そしてコース脇から応援してくれた方々の、これだけの大きな大会をしっかり運営してくれたスタッフの皆さんに感謝。
残留チケットあと一枚、千葉か城里か取れずに終わるか分からないけど、最後まで楽しんで真剣に走りたい。
沢山の写真ありがとうございました!